猫はしっぽは自分の気持ちを表現する

猫にとって、しっぽは自分の気持ちを表現するのにとても都合の良い体の一部です。猫は表情の変化があまり無い動物だと言われていますが、顔の表情の代わりになるのがしっぽなのです。猫にも当然喜怒哀楽の感情があるのですが、それを全てしっぽ一本で人間にも伝えることができるのです。つまり、飼い主はしっぽさえ観察していれば、愛猫が今どういう感情を持っているのかがわかるなんて素敵な事ですよね。ここではしっぽで読み解く猫の気持ちについて、よく見られるしっぽの動かし方ごとに解説してみます。

 

もっともよく見かけるしぐさとして、猫がしっぽを上に立てるというものがあります。しっぽをピンとまっすぐに立てて飼い主に近寄ってきて、ご機嫌な雰囲気でおもむろに体を擦り付けたりする行為は、ご飯が欲しくて甘えている気持ちがある時や、遊んで欲しかったりしてそれをねだる時の他に、大好きだよという愛情や友好の表現なのです。相手に対して敵意がない事が一目瞭然でわかる、しっぽの仕草です。

 

次はしっぽを早く振るという仕草についてですが、これは猫が座ったままでしっぽを左右にパタパタと早く振る時には、ちょっとイライラしている事が多いようです。つまり放っておいてくれ、一人にしておいてくれという意思表示なのです。例えば無理やり人間に抱っこされたりしている時でも同じようにしっぽを早くパタパタ振ったりしますが、これも明らかに不快であることを表現しているので、嫌がっていることを察してあげるようにして、むやみに構ったりせずにほっといてあげるようにしましょう。

 

最後に座ってしっぽを大きくゆっくり振る仕草というのをよく見かけると思います。これはたいてい猫の気分がとても良くてリラックスしている証拠です。ゆったりとした気持ちで考え事をしたりしている時にもよく見られますし、窓の外の鳥の観察を楽しんだりして自分の時間を楽しんでいる時でもあります。こういう時は、猫はそっとしてあげたいですね。